森の真ん中には小高い丘があって、あたりを見下ろすように、一本の大きな大きな木が聳え立っています。森の仲間たちは、その木を「知識の木」(ディスケ・ガウデーレの木?=楽しく学べ)と呼んでいました。
その木の上には森の天文台があって、ちょっと気難しい天文学者のモリフクロウ先生と、天文台の優しい管理者、マヌルネコさんが住んでいました。 森の子どもたちは、遊び疲れると、誘い合って天文台を訪ねます。