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「うしかい座になった神様」

 アトラスは、毎日、毎日、空をかつぎ続けていました。
でも、空がたいへん大きくて重いので、空をかついでいるのが、 嫌になってしまいました。

 ペルセウスは重たい空をかつぎ続けるのはさぞ大変だろう と思い、アトラスにメドゥーサの首を見せてあげました。
こうして、アトラスは山のように大きな石になりました。 今でも、アフリカには「アトラス山脈」と名前がつけられている 山があります。

これは、石になったアトラスの姿だと伝えられています。